教育支援システム構築の目的

日本フードシステム学会は第12期を迎え、中嶋康博新会長のもとで、新たな施策が講じられることとなりました。その1つに、産官学ネットワークをベースにした企業や行政の方による集中講義形式の「サマースクール(SS)」「ウインタースクール(WS)」などの可能性の検討を行う教育支援システムの構築があります。これは、学部・大学院学生や若手研究者に多様な教育機会を提供し、フードシステムに関する人材養成への貢献を目指したものです。学会内に教育支援システム構築委員会を新設して、取り組みを進めていきます。

「サマースクール(SS)」「ウインタースクール(WS)」の開講

教育支援システム構築の核となる、「サマースクール(SS)」「ウインタースクール(WS)」は、食品産業界への就職を希望する学部生、フードシステム研究を志す大学院生・若手研究者を対象として、食品産業界・行政等の現場で活躍される方々に、最先端の取り組みを講義していただく教育プログラムです。

これまで、フードシステム学もしくはそれに関係する講義は、全国の農学系・栄養学系の大学や農業大学校などで行われてきました。しかし、一部の大学を除いては、フードシステム学を専門とする教員が限られているなど、教育体制が整っていないところもあるのが実情です。あわせて、近年のフードシステムを取り巻く環境の変化は年々加速しており、その全貌と詳細を把握することが困難になってきています。本学会では、SS・WSを開講することにより、最先端の現場からの情報を受けて、教育・研究へ活用できる体制を構築していくことを目指します。